ENVIRONMENT 環境への配慮 職人の手による丁寧な分解で、ゴミをゼロに ひとつひとつ手で分解することで、すべての電子廃棄物を有価物として扱います。それにより、あらゆる環境問題解決へ寄与していることを自負しております。 職人の手による丁寧な分解で、ゴミをゼロに ひとつひとつ手で分解することで、すべての電子廃棄物を有価物として扱います。それにより、あらゆる環境問題解決へ寄与していることを自負しております。

E-Wasteとは?

Electronic and Electrical Wastes (電気電子機器廃棄物)の略称です。 使用済みのテレビ、パソコン等の電気電子機器であって中古利用されずにリサイクルまたは処分されるものを指します。2019年には世界で5,360万トン近くの電子廃棄物が生まれ、2030年までに7,470万トンに増えると予測されており、実際に回収・リサイクルされているのは約17.5%ほどだと言われています。

電子廃棄物による環境問題

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金属資源の枯渇

電子廃棄物には多くの金属が含まれています。リサイクルされることもなく、埋め立てられているものも大量に存在し、それらは「都市鉱山」と呼ばれます。すでに供給不足が懸念される金属もあり、将来様々な金属が枯渇すると言われています。

金属資源の枯渇

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有害物質による環境汚染

電子廃棄物には、様々な有害物質も含まれています。それらが、焼却時には大気中へ放出されることで、大気汚染につながります。また、電子廃棄物の埋め立てによって、有害物質が土壌へ流れ込み、深刻な土壌汚染を引き起こすこともあります。さらに、土壌から河川などに有害物質が流れ込むことで、水質汚染も起こすのです。

有害物質による環境汚染

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途上国の生活環境の悪化

先進国で不要となった電子廃棄物の約80%は、電子廃棄物に関する法整備が進んでいない途上国へと輸出されています。“世界最大の電子廃棄物処理場”とも呼ばれる、ガーナのアグボグブロシーには、年間25万トンもの電子廃棄物が運ばれてきます。それらの電子廃棄物は、不十分な方法で処理されているため、有毒ガスを吸い続けることなどにより、現地の人の健康を大きく害してしまっています。

途上国の生活環境の悪化

萬年の取り組み

電子廃棄物を減らす3つの手

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修理の手

回収品の中の、まだ使うことができるもの。それらを、しっかりと修理・清掃し、再び製品として世に送り出します。私たちは、パソコンをはじめとする電子機器を、積極的にリユースしています。リユース可能な電子機器をしっかりと修理することが、電子廃棄物の削減に大きく寄与します。

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分解の手

製造年月が古いものや、画面が割れているものなど、製品としてのリユースが難しい電子機器。これらを、ひとつひとつ丁寧に分解し、内部のパーツを取り出し、パーツごとにリユースしています。このようにして、一見壊れているように見えるパソコンや10年以上前の古いパソコンなども、ゴミではなく有価物として扱っています。

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選別の手

リユースが難しいものや、リユース可能なパーツを取りだしたあとに残ってしまうパーツ。これらは、金属の素材ごとに細かく選別し、素材としてのリサイクルを行います。このような職人による細かい選別によって、限りある資源をしっかり循環させています。

環境マネジメントシステムの導入

環境マネジメント

環境マネジメントシステム ISO14001を取得しています

世界的なE-Waste問題を解決するために、今までも事業活動を行ってきましたが、事業規模が大きくなるにつれて常によりよいものに改善していく仕組みづくりの重要性に気付き、ISO14001の認証を受けました。
当社の企業理念である「NO WASTE, MORE RICH 未来に誇れる今をつくる」を高いレベルで実践し続けるために、定期的な監査で遵守状況を確認し、常により高い目標を達成できる仕組みを構築いたしました。